こんにちは、石のシンシアです。
私(石のシンシア製品制作担当)が
35年ほど石材業に携わる間に、
弔い方は大きく変化しました。
少子高齢化や核家族化など家族構成の変化、
仏事の簡素化などの影響でしょうか?
墓地や墓石を持たずに
集団納骨堂に埋葬される方や、
樹木葬などを選択される方が増えました。
そうなると、
従来通りにはいかない不都合も現れてきます。
「仏壇は故郷にはあるけれど、
新たに揃える必要があるだろうか?」
「菩提寺がなく、祀り方も決まってない」
という方もいらっしゃると思います。
つまり、埋葬方法などは自由になったものの、
その後の祀り方などは確立されておらず、
対応に迷う部分も生まれたのです。
「自由でよい」と言われればそうかもしれませんが、
選択肢がないことには選びようがありません。
また
「従来どおりのお位牌を作っても仏壇がない。
仏壇を置く場所もない・・・」
そういったお悩みがあるので
「従来の形式にとらわれない、現代にマッチした弔い方がしたい」
という考えを持つ方が増えているのだそうです。
そこで、
そういった要望に応えるべく、
石のシンシアでは
弊社の大理石を精巧に彫刻する技術をいかし、
洋型モダン位牌【慈しみの天使】を制作しました。
この製品は、
天然大理石製の本物のレリーフ彫刻です。
弔いの言葉やお名前が彫刻された石板を
天使が慈しむように抱える姿を彫刻しました。
素材にはイタリア産天然大理石
ビアンコ・カララを使用。
文字も印刷ではなく本物の彫刻です。
実は、従来のレーザーでは
石が熱で溶けたり弾けたりしてしまうので、
小さな文字を深く彫刻することは不可能だったのですが、
最新型レーザーの「原子結合切断」という
とんでもない方法により、可能になりました。
小さな文字も、鋭く深く彫刻されているので
消えることがありません。
デザインについてですが、
天使像をモチーフとしたメモリアル製品は、
欧米では一般的です。
しかし近年、日本の墓石においても
洋型墓石が一般的になり、
意匠も刻まれる文字も自由になりました。
「大きな墓地も墓石も従来の形も必要ない。
しかし、本物で弔いたい」
というご希望に沿える「新しい形の提案」です。
弔いの言葉やお名前が彫刻された石板を 天使が慈しむように抱える姿を彫刻しました。 素材にはイタリア産天然大理石 ビアンコ・カララを使用、 天使像は本物の彫刻です。 さらに、文字も印刷ではなく 本物の彫刻ですので、 消えたりすることがありません。
石のシンシアの製品は
職人が一つ一つ丁寧に制作しております。
大量生産はできませんが、
どこにもないオリジナルです。
良かったらショップをのぞいてみてくださいませ。
石のシンシア
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