こんにちは、石のシンシアです。

先日ご紹介した龍の彫刻をしていたとき、


「背景が黒大理石だったらカッコいいかも?」
と思ったので、早速作ってみました。


龍本体はイタリア産白大理石ビアンコ・カララを使用しました。
白大理石なので、そのままでも白龍です。
顔のテイストを中国風から少し日本風に変えてあります。
白大理石で目をつくると
光の当たり具合で瞳っぽく見えるので、
あえて瞳は作りませんでした。

背景には黒大理石ネロクラウンを使いました。
元々ある白いスジを利用し、
白い稲妻を表現しました。



白龍が夜空を飛んでいるみたいで、
想像したよりもカッコいい仕上がりになりました。
廃盤になってしまった絵画額との相性もバッチリ!
とてもイイ感じの組み合わせができたので、
ホームページの見開き画像に採用しました。


レリーフ彫刻の切り抜きは
かなり手間のかかる作業です。
普通の立体彫刻と比べると極端に薄いため、
すぐに割れてしまいます。
見た目重視でかなり無茶な設計をしたので、
このレリーフにも補修箇所があります。

背景の黒大理石ネロクラウンにも
キズや小さな穴があります。
画像のような仕上がりを求めると、
犠牲になる部分がでてくるのは仕方がありません。

良い仕上がりで嬉しいのですが、
この組み合わせの彫刻は一組限定になってしまいます。
何故かというと、この絵画額は廃盤になってしまい
手に入らないからです。
お気に入りだったので、とても残念です。

そんな訳で、
似た感じの彫刻は作れるのですが、
上画像と同じものは作れません。


気になる方はショップを覗いてみてくださいませ。


石のシンシア











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