こんにちは、石のシンシア制作担当です。
今日は、私のお気に入りの曲、
アメリカのロックバンドNOFX
”My Orphan Year”を紹介します。
ジャンル的にはパンクとかメロコアになるので
苦手な方も多いと思いますが、
この曲だけでいいので、
一度聴いて欲しいオススメの曲です。
この曲とは偶然出会ったのですが、
イントロを聴いただけで
「普通じゃない、ただならぬ何か」を感じました。
メロディアスな曲調で割と淡々と歌っているのですが、
突然胸に突き刺さる強烈な歌詞。
英語力のない私にも
「父の最後に立ち会っていない」ことや
「癌を患った母の闘病生活」のこと、
「子供時代、父はたまに過ごす時間ですら
友人と一晩中出かけていたこと」
くらいは理解できたので、
初めて聴いた時は、
衝撃でしばし呆然としました。
そして、和訳を見ながら
もう一度聴いてみると
「ただならぬ何か」の正体が、
ファット・マイク(NOFXのボーカル)の
人生そのものだ、と知ることができました。
私の両親も闘病生活の末
この世を去っているので、
その部分を重ね合わせて聴いたため
衝撃が大きくなったのだと思います。
一般的に
歌は鳥のさえずりのようなものです。
オスがメスを呼ぶ求愛行動ですので、
「愛」だの「恋」だのに終始します。
ですから、流行歌(古い表現でスミマセン)などは
本能に忠実過ぎる印象があるのですが、
”My Orphan Year”を聴き、
ファット・マイクの魂の叫びに
歌が持つ伝える力、
歌が持つ本来的な深い知性を感じました。
さて、
「My Orphan Yearがどんな曲なのか?」
とてもよく分かる動画をみつけたので、
貼っておきました。曲も聴けますし、
お二方の反応が素晴らしいので
是非ご覧になってください。
上がオリジナルで、下がアコースティック・バージョンです。
パンクが苦手な方にはアコースティックの方が
聞きやすいかもしれません。
私はオリジナルの方がグッときます。
来月には来日公演があるようですので、
ファンの方は楽しみですね。
石のシンシア
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