石のシンシアの新製品、ペットのお墓が完成しました。
名前は「オサリオ・ビアンカ」
イタリア語で「白い納骨堂」を意味します。
お値段は、送料・税込 69800円です。
ペットハウスをモチーフに、
3寸の骨壷が収められるように設計されています。
寸法 高さ25.7cm x 幅19.7cm x 奥行き22.6cm
重さ 約5.7kg
屋内・屋外で使用可能です。
注文・質問は【お問合せ】フォームよりお問い合わせください。
彫刻内容を伺い、デザインの相談、決定、最終的な制作許可を頂くまで、
お支払いの必要はありません。
制作に入る前であれば、キャンセルOKです。
もちろん、ご相談も無料です。
※ 石に彫刻するという製品の特性上、
ペットちゃんのお名前や写真を彫刻してしまうとキャンセルできません。
〜他にも気になる点があれば、気軽にお問合せくださいませ〜
ミケランジェロのダビデ像にも使用された美しい
天然大理石、ビアンコ・カララを使用しました。
磨いたツルツルの面は淡いグレー色、サンドブラストのザラザラな面は白色。
そこにゴールドに塗装された文字、シルエット、窓枠、ペットの足跡。
ビアンコ・カララの白とゴールドの文字のコントラストは美しく、
従来のペットのお墓にはない可愛らしさを表現することができました。
純白に近い白いお墓、納骨堂です。
板石を10mmの厚さに統一し、耐震シリコンボンドで組み上げ加工することで
ほとんど、デッサン通りのデザインを実現しました。
耐震シリコンボンドで組み上げのできる職人は非常に少ない上に、
工事単価の高い、墓地の目地職人であることがほとんどなので、
こういった小さくて手のこんだ製品は、市場には出回り難いものです。
また、国外にオーダーしても、なかなかイメージ通りに出来上がりません。
ですので、国内加工にこだわりました。
切削、研磨、組み上げ、サンドブラスト、塗装、画像編集、レーザー彫刻、
全ての工程を1箇所で行わないと、製品のクオリティーが保てないので、
騒音問題と敷地面積問題を同時にクリアできる、
民家の少ない山間部に工場移転しました。
それらのこだわりの結果、
イメージ通りの製品製作が可能になり、
愛しいペットちゃんにふさわしい、可愛らしい製品を作ることができました。
開閉は家ごと上に外せます。
写真彫刻のしてある扉はデザインです。
窓枠と金色シルエットはサンドブラスト。
扉風のデザインは、金色の部分がサンドブラスト、
ペットちゃんの写真はレーザー彫刻です。
接着しない限り、前後の変更は可能です。
屋外で使用する場合は、本体と台座の接着をお勧めします。
台座は左右非対称の階段風にしました。
色々なデザインを試しましたが、
屋根のあるデザインに左右対称の台座だと
お宮、神棚っぽさが出まくります。
豪華さを求めて厚みを出しても、可愛さがなくなります。
上画像はサンドブラスト彫刻です。
人間の墓石に文字を彫刻するのと同じ技法です。
そこにゴールドやピンクのペイントが施してあります。
そして、なんといってもこだわりのレーザー彫刻です。
上画像は、フォトショップで合成画像を作ったわけではありません。
本当に本物のレーザー彫刻です。
実は、石に動物の毛をここまで精密に彫刻するのは、至難の業です。
ブチとか縞模様とかの柄は簡単ですが、毛が難しい・・・
レーザー加工機メーカーの製作者に直接作品を見せたことがあるのですが、
「動物の毛、こんなにハッキリ彫れるの?どうやってやるの?」
って、ビックリしてました。
石のシンシア、自慢の彫刻です。
ただ、送ってくださる画像次第では
ここまで鮮明な彫刻にはなりません。
1M以上で、ピントが合っていて、被写体が大きい画像が必要になります。
また、画像によっては彫刻できない場合があります。
しかし・・・当然ですが、
飼い主さんの思い入れの一枚がレーザー彫刻に適していない場合は多々あります。
そんな場合、鮮明に彫刻できないことを納得していただいた上であれば、
人工知能による画像処理等を行った上で製作いたします。
ビアンコ・カララは白い大理石なので、
彫刻を目立たせるために、黒スプレーを入れてあります。
彫刻した部分は白くなるので、
白大理石だと、白地に白で目立ちません。
人間の墓石の時も同じで、白御影に文字彫刻した場合はスプレーを入れます。
スプレーを使いたくない場合は、黒大理石の選択が可能です。
黒大理石も重厚感が出てカッコイイです。
価格は同じです。
という訳で、
長年の夢だった「ペットちゃんの小さなお墓」を完成させることができました。
興味を持たれた方は、気軽にお問合せくださいませ〜
「石のシンシア」
制作担当 メイソン
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