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こんにちは石のシンシアです。
石のシンシアでは大理石レリーフの制作をしております。
![](https://stone-cynthia.com/wp-content/uploads/2023/02/IMG_2235-1024x692.jpg)
上画像のように、白大理石にレリーフ彫刻をすると
とても綺麗なのですが、
強い光を正面から当ててしまうと
細部が見えなくなってしまいます。
そこで、展示される場合には
ライトアップをお勧めしています。
一つの方向から光を当てると、
影がコントラストを作り、とても綺麗です。
しかし、一日中ライトアップすると電気代がかかりますし、
電気のつけっぱなしは環境保護の観点からも良くありません。
また、ギリシャ彫刻のように
長い年月が経てば、汚れや傷みで
細部までよく見える状態になるのですが、
ジーパンのエイジングとは必要な時間が桁違いで、
百年くらいかかります。
さすがに百年は待ちきれませんから、
通常光でも良く見えるアンティーク仕上げがお勧めです。
![](https://stone-cynthia.com/wp-content/uploads/2023/02/IMG_2237-1024x748.jpg)
上画像のように、
深い部分を黒くすることで彫刻を際立たせます。
![](https://stone-cynthia.com/wp-content/uploads/2023/02/IMG_2238-1024x729.jpg)
少し濃い目に仕上げると、
レリーフ彫刻の立体感が増します。
もちろん真っ白が好きだという方も沢山いらっしゃいます。
個人的には好みでよいと思っておりますが、
大理石にせよ、メノウにせよ、
石の染色は割と一般的に行われている加工方法ですので、
百年待つよりも、アンティーク仕上げはお勧めです。
![](https://stone-cynthia.com/wp-content/uploads/2023/02/IMG_2240-1024x662.jpg)
上画像くらいの仕上がりが丁度いいと思います。
大理石の高級感を損なわず、
自然光でもよく見える仕上がりです。
![](https://stone-cynthia.com/wp-content/uploads/2024/06/IMG_3561-1024x683.jpg)
上画像はかなり薄い仕上がりですが、
アリとナシでは見え方に差があります。
![](https://stone-cynthia.com/wp-content/uploads/2023/02/IMG_3574-2-1024x1024.jpg)
上画像は、額部分を濃いめにし、
鈍い金色の輝きをプラスしたアンティーク加工です。
金属工具による特殊な仕上げ方法で生まれる
アンティーク加工になります。
水面が輝くように仕上げてみたのですが、
この加工は見る角度で色が変化するので、
とても幻想的な仕上がりです。
アンティーク加工は繊細で時間のかかる作業ですが、
お好みのエイジングに調整することが可能です。
石のシンシア
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